沖縄県の首里城は、火災後の現在、入場・観光可能です!!
首里城のあった場所の観光はできますが、お城自体は火災で焼失してしまったので、現在はお城の跡地しか見ることができません。
沖縄県のシンボルでもある首里城がなくなってしまい、沖縄県民も地方の方もとてもショックでしたよね。現在は、復興に向けてどんどん再建が進められています。
ですが実は、首里城が再建されるのは今回だけではありません。過去にも火事があったり、戦争で消失したりと何度も立て直しがされているのをご存知でしたか?
私自身、首里城へ何度か行っていますが、いつも一部の漆塗りが行われていたり、補修工事中で作業中シートがかかっており、全体を綺麗に見たことは無いのも事実です。
細かな手作業が好きな方は、ぜひご自宅で首里城を再建してみてくださいね♪
沖縄県の首里城の現在の姿は!?復元作業が見れる!入場料は400円
現在の首里城には復興見学エリアができている!
首里城で唯一生き残った大龍柱も間近で見れる!
首里城は400円の入場料!年間パスも800円でお得!
沖縄県の首里城の現在は、お城自体は焼失で無くなりましたが、再建の見学エリアが設置されています!
上記の写真は、お城があった頃の王座の写真。両側には、青龍や朱雀の素敵な掛け軸も掛けられており、城内唯一の写真スポットにもなっていました。
これらが火災により全て消失。素敵なお城が無くなってしまい、とても残念で悲しい気持ちになってしまいますね。幸いなのは、火事は夜中に起こったので死亡者が出なかったこと。
ですが、復興に向けて着々と工事が進んでいる様子が観れるのも今だけ。この貴重な時期、沖縄県民の皆さんも、地方の観光客の方も沖縄に居る際には観に行ってみてくださいね!!
場所については、地図やナビでご確認ください。駐車場は、首里城近くのパーキングに泊めていただくか、首里城の駐車場もありますが有料となっています。
首里城は大きな段差や歩きづらい所が多いので、スニーカーや歩きやすい靴が良いかもしれません。
首里城はバリアフリー対応ですので、足が悪い方は歩きやすいスロープなどから観光をお楽しみくださいね。
首里城には車椅子や杖を借りる場所もありますので、長距離の移動が難しい方はぜひ利用してみてください!
現地でお土産品も購入できますが、どうしても行けない方はネットでも購入できますので、調べてみてくださいね。
お酒が好きな方は、首里城の泡盛もありますのでお試しあれ♪
現在の首里城には再建の見学エリアが設けられている
2019年に起こった沖縄県の首里城火災。現在は、再建中の首里城を見ることができます。
2024年3月はこのような建設状況でしたよ。
現在、間近で首里城を作っている所が見れる3階建ての見学エリアが設けられています。再建している様子が観れるのも今だけですので、ぜひ観に行ってみてくださいね♪
現在の首里城には、火災後の残存物も触れることができる展示コーナーもあります。首里城についての解説パネルや木材倉庫・加工場所を見学することもできますよ!
一方で下の写真は、首里城の火災後に建設見学エリアがまだできていない時。火災の跡が見てわかりますね。
首里城の大火災があった中、唯一生き残った大龍柱
大火災で首里城は焼失。その中で、唯一残っていたのが、こちらの大龍柱(だいりゅうちゅう)。この2つの龍の守り神が残っていたのは、なんだか龍のパワーを感じてしまいますね。
現在は大龍柱も補修作業が行われております。
そして、この大龍柱、2019年の火災前の首里城、平成の首里城再建の際は向き合った形で建てられていました。ですが、1879年の写真には正面を向いた大龍柱が写っている様です。
今回の再建で、大龍柱がどこを向いて建てるのかにも注目してみてくださいね!
首里城の現在の入場料金は400円!年間2回以上行くなら年間パスポート
火災後、現在の首里城の入場料金は大人400円、小人(小中学生)160円。とても安いですよね!!
更に、団体(20名以上)で行くと大人320円、小人120円。安過ぎます。
そして、年間パスポートは、大人800円、小人320円とかなりお得!2回行くだけで元が取れちゃいます。
こんなにリーズナブルに首里城復興の建築の様子を間近で見れるのも、この時代に生まれた私たちだけかもしれません。
首里城は80分で回れるというのが一般的ですが、写真映えしそうな場所や景色を眺める場所、いろんな所に立ち止まるスポットがあるので、実際にはもっとかかるかもしれません。
ちなみに、無料区間にあるこちらの拝所。首里城の有料区間前にあるのですが、意外と通り過ぎる人は多いと思います。ですが、ここもパワースポット!
沖縄県民も知らない方が多いと思いますが、このガジュマルの木から良いエネルギーが落ちてくると聞いたことがあります。首里城公園へ訪れた際には無料区間のこの場所へも足を運び、ガジュマルの下に行ってみてくださいね。
首里城の歴史あるイベントの際には、こちらの拝所での拝みが行われますよ。
無料区間でも十分に楽しめる首里城公園ですが、首里城復興に貢献するためにも、首里城公園へ行った際には無料区間だけでなく有料区間もぜひ楽しんでみてくださいね♪
沖縄県の首里城火災は2019年(令和元年)10月31日に起こった
首里城火災は2019年(令和元年)10月31日に起こった
首里城火災は鎮火までに11時間
首里城火災によって遺構が新たに発見された!
首里城の火災は2019年(令和元年)10月31日に起こりました。
沖縄のユタさん(シャーマンや霊媒師のような人)によると、この火災は神様の怒りで起こったとのこと。
私が聞いたのは、ちゃんとした断り(拝み?)も無く、観光客やいろんな人が首里城に出入りしていたのが、閻魔様の怒りに触れたという話を聞きました。
火災のことはいろんな考察が飛び交っている様です。そして、過去にも戦争などで何度も火災のあった首里城は、今回の火災で5度目になるそうですよ。
首里城火災は鎮火までに11時間かかった!
首里城の火災は2019年(令和元年)10月31日午前2時半ごろ。正殿から火災があり、出荷原因は特定できていません。
スピリチュアルな話で言うと、この時間は丑三つ時ですね。丑三つ時は、不吉と言われることも多い時間、午前2時〜2時半ごろのことを言います。この時間は、夜の闇が最も深く、幽霊が現れる時間とも言われていますよ。
ユタさんの多いスピリチュアルな沖縄の県民としては、この時間にも何か意味があるんじゃ無いかなと思います。
この火災により、正殿などの6棟の建物が全焼。部分的に焼けてしまった建物もあります。その損害額はなんと53億とも言われていますよ!
首里城火災によって遺構が見つかった!
2019年の首里城火災により正殿が焼失したことで、首里城の遺構(いこう)の一部が見つかりました。
遺構とは、昔の建物の一部が地面や地中に残った跡のこと。今回、見つかった遺構は30年前の発掘調査の際に埋めているはずが、埋め戻されていなかった様です。
首里城の遺構、石組みの1カ所が火災により新たに発見されました。この火災がなかったら気付かなかったものが発見されるのは、何だかとても意味があるように感じますね。
首里城正殿基壇の遺構は世界文化遺産に登録されており、重要な文化財です。沖縄県民として、世界に誇れるものが沖縄にはいくつもあることが嬉しいですね♪
沖縄県の首里城復興は2026年(令和8年)
沖縄県の首里城の復元は2026年(令和8年)
首里城の建設には琉球風水に基づいている
首里城図柄入り自動車ナンバープレートが作れる
現在、復興に向けて進められている沖縄県の首里城。再建されるのは、2026年を予定していますよ。
その再建には、120億かかるのだとか。現在も沖縄県のHPやいろんなイベント、商品などで首里城復興に向けての企画が出ています。沖縄県民として、できる限り協力していきたいですね。
首里城が復元されるのは2026年予定!!
首里城が復元されるのは2026年(令和8年)予定です!あんなに大きな建物が数年で出来上がるのも、技術の進化を感じます。
歴史を紐解きながら、昔の人が創ってきたものを守っていく姿勢は本当に素敵だなと感じます。最新技術が進み、追いついていくのもやっとと言う中、昔のものを維持すると言うのも感慨深いですね。
幾度も火災で焼滅している首里城ですが、二度と火災が起こらないように再建の際には、対策が練られているようです。
復興の様子は、首里城復興の特設サイトからも見ることができますので、気になる方は調べてみてくださいね。
首里城では、首里城復興のイベントから、今までもやってきた季節ごとのイベントも再開していますので、タイミングが合う際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
沖縄県へのご旅行を検討されている方は、首里城のイベントやその他県内イベントも調べ、イベントに合わせて観光の計画を立ててみてください♪
この記事を読んでいる方は、少なくとも首里城に興味がある方だと思うので、できる範囲で首里城復興への協力もしてみてはいかがでしょうか。
沖縄県の首里城の建設には琉球風水と関連あり
かつては「琉球王国」と言う一つの国だった沖縄ですが、隣国の中国文化の影響が現在も強く残っています。
沖縄の建物は本土とも違っていて、どちらかというと中国っぽいなと思う方も多いのでは無いでしょうか。
中国では風水を大切にする文化がありますが、沖縄県でも中国の影響からか「琉球風水」というものがあり、首里城の建設には琉球風水の考えに基づき建設されています。
風水には四神「玄武・白虎・青龍・朱雀」の四方位を守護する神獣(動物)の考えがあるのですが、沖縄県の琉球風水では、方位と守護する神様は下記となっています。
- 東(沖縄方言:アガリ)…玄武(亀) 沖縄の対応場所:弁ケ嶽
- 西(沖縄方言:イリ)…朱雀(鳳凰) 沖縄の対応場所:波の上宮
- 南(沖縄方言:フェー)…青龍(龍) 沖縄の対応場所:雨乞嶽
- 北(沖縄方言:ニシ)…白虎(虎) 沖縄の対応場所:虎瀬山
この琉球風水を基に首里城は建設されています。風水で結界を張っている状態とのこと。中国の風水とは、方位や対応神が少し違うようです。
太陽の上がる玄武の東が高く作られ、太陽が沈む朱雀の西は低く、青龍が表す水や緑の場所、白虎が表す城壁、風水から紐解く首里城も面白そうです。
私が琉球風水に詳しくなったら、それぞれの場所へも行き記事として書いていきたいと思います♪
沖縄県の首里城図柄入り自動車ナンバープレートが作れる!
首里城復興へ向けて、首里城デザインの自動車ナンバープレートが出来ました!
171点のデザインの中から選ばれたデザインとなっています。
車社会の沖縄県、地元大好きな沖縄県民なので、首里城のナンバープレートへ変える方も多いかもしれませんね。
下記サイトから、ナンバープレートの手続きができる様なので、気になる方はご覧になってください♪
地方版図柄入りナンバープレート
国土交通省ウェブサイト
第3弾10地域:令和5年10月23日~
(都道府県全域を単位とする図柄)秋田県、栃木県、群馬県、東京都、沖縄県
まとめ
- 沖縄県の現在の首里城には再建の見学エリアが設けられている
- 首里城の入場料は400円!年間パスは800円
- 首里城火災は2019年(令和元年)10月31日に起こった
- 首里城が復元されるのは2026年(令和8年)
- 首里城図柄入り自動車ナンバープレートが作れる
現在の首里城が再建・復興へと着々と進んでいることがわかり、復元が楽しみですね♪
沖縄県へ訪れる観光客や意外にも首里城に行ったことがない人も多い沖縄県民もこの機会に首里城へ行ってみてはいかがでしょうか!
今しか見れない首里城がありますので、直接行ってその歴史を感じてみてくださいね♪